アルミニウム・ファットチューブの先駆者「KLEIN(クライン)」 「KLEIN(クライン) Pulse(パルス)RACE(レース)」

2022-03-31

いつもありがとうございます。
藤枝市にある、総合リサイクルチェーン
ピックアップ藤枝高洲店です。

今日は当店にあるスポーツバイクの中から、1台のマウンテンバイクをご紹介いたします。

レジャー・スポーツの自転車


KLEIN(クライン) Pulse(パルス)RACE(レース)

自転車のマウンテンバイク


年式 1998年製
フレーム素材:アルミ
フレームサイズ:420mm(実測値)
コンポーネント: shimano XTR(ミックス) 変速段数 3×8
ホイールサイズ :26インチ


かつて、KLEIN(クライン)というバイクメーカーが存在しました。
1973年にアメリカでゲイリー・クラインが創業し、最初はロードバイクの製造がメインでした。1983年からマウンテンバイクの製造を開始し、多くの名車を生み出しましたが、経営不振に陥り、1995年にアメリカ最大の自転車メーカー「TREK」(トレック)に買収されて以降は、最大の売りである独自性がなくなり、アメリカでは2006年に、日本でも2009年には姿を消したメーカーです。

KLEINの生み出すバイクフレームの代表的な素材はアルミで、現在主流のファットチューブ(オーバーサイズチュービング)を使用した、マウンテンバイクフレーム製造の先駆者です。

自社による加工、溶接及び溶接時に発生する熱処理と、正確な精度のフレーム製造技術を持ち、なおかつ美しすぎる塗装処理で、世界に名だたるハイエンドバイクメーカーの地位を確立しました。

今回ご紹介している「Pulse(パルス)RACE(レース)」は、フロントサスペンション装着を前提にフレームが設計され、山道を長距離走行するのに特化した、クロスカントリーレーシングモデル(軽量なフレームに軽量なサスペンションフォークを組み合わせる。)です。

マウンテンバイクのクライン


フロントサスペンションに、アメリカは「Manitou(マニトウ)」の「Spyder R」

クライン


コンポーネントは、「shimano(シマノ)」のマウンテンバイク用最上級グレード「XTR」(シフト/ブレーキレバー、リアディレイラーのみ。)で、フロントディレイラーは「STX-RC」です。

ピックアップブログ画像5

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ブレーキ本体は、当時「XTR」の直下グレード「XT」のVブレーキで、今となっては貴重な「パラレルリンク式(初期型)」(既に廃盤)を採用したモデルです。

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入荷した時に、前後ホイール、タイヤ、カセットスプロケット、ボトムブラケット、チェーンホイールが欠品でしたが、車体の使用及び保管状況が良かったので、今は亡きハイエンドメーカーの車体を、実走出来るように組み立てました。

ホイールサイズは26インチ。現在、マウンテンバイクのホイールサイズは「27.5インチ」が標準になっていますが、日本での使用状況や日本人の体格では、「26インチ」サイズが扱いやすいと個人的には感じています。

装着したブロックタイヤは、転がり抵抗が軽いタイプのタイヤを履かせました。舗装・未舗装路どちらにも対応できます。ルックス的にも、タイヤのボリューム感とファットチュービングフレームの組み合わせは、ハイエンドメーカーのマウンテンバイクらしさが演出出来ていると思います。

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チェーン、サドル、ハンドルグリップ、シフト及びブレーキワイヤーは新品です。

当時の日本では販売価格もそれなりに高価で、国産メーカーも多くのモデルの販売が好調だったために、国内販売数は多くはなかったと思います。
今なら「KLEIN」でこの車体のコンディション。まだまだこれから先も長くお乗りいただけますし、何よりも、人と被る事が早々ございません。

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中古ゆえ、1品ものでございますので、店舗でご覧いただけると大変うれしいです。
試乗もできますので、店舗スタッフにお気軽にお申し付けください。

当店では、お買取りした自転車や各種パーツ等を多数取り揃えております。

是非遊びにお越しください。

ピックアップ藤枝高洲店
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