エアコンの賢い選び方 其の弐!

2025-05-06

中古エアコンの「良いトコ」「気をつけたいトコ」

中古エアコンは魅力的ですが、購入前にメリットとデメリットをしっかり理解しておくことが大切です。

中古エアコンのメリット① やっぱり安い!!

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中古エアコンのメリットは何といっても価格の安さにあります。

新品と比べて、初期費用を大幅に抑えられます 。浮いた予算で他の家電を買ったり、ちょっと贅沢したりできるかもしれません。

写真のダイキン製の2.8Kwモデルは発売当時家電量販店での価格がおよそ12万円前後でしたが、
店頭での売価は49,500円となっています。(2025年5月現在)
比較的高年式でも中古になると新品時の約半分以下の価格になります。

エアコンの中古価格が安い理由としては、中古相場が新品に比べて低いことや
新品が安くなる前に家電量販店から在庫がなくなってしまう為
中古と新品の価格差は開きやすくなることが理由としてあるようです。

中古エアコンのメリット② 憧れの機能付きモデルも夢じゃない?

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新品では高くて諦めていた、省エネ性能の高いモデルや自動お掃除機能付きのモデルなどが、中古なら予算内で見つかる可能性があります。

エアコンの性能はほぼ頭打ちに近い状態になっており、
毎年のモデルチェンジによる差が少なくなっています。

特に機能や消費電力という視点で見た場合、省エネモデルと標準モデルのような
グレードでの差が大きくなっています。

当然新品ではこの価格差が大きいのですが、
中古であれば標準モデルのお値段でより能力の高いモデルを購入できたり
お掃除ロボットや省エネ性能の高いモデルも購入できたりします。

新品では難しくても中古なら節約できた電気代で本体代金が賄えてしまうなんて
事も十分ありえます。

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某ピックアップ磐田店で見つけた2022年製の三菱のエアコン。
ムーブアイ・お掃除ロボット付のモデルで家電量販店などで20万前後で販売されていたモデルですが、中古なら1年落ちでも50,000円代で購入できることも・・\(◎o◎)/!

中古エアコンのメリット③ 買い替え時に買い取ってもらえるかも?

新品でエアコンを購入した場合、すでについているエアコンはほとんどのケースで
リサイクル料金を支払って有償で処分する形となります。
しかし、ピックアップであれば年式や状態にもよりますが、
取り外したエアコンをお買取りさせていただくことで、
逆に代金をお客様にお支払いすることが可能です!!

購入から5年以内のモデルなどでお買い換えをご検討の場合是非ご相談ください!!

中古エアコンのデメリット① 内部に汚れやカビがある場合がある。

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中古なので汚れやカビが内部に発生しているケースがあります。

エアコンクリーニングのCMをよく目にしますが、
エアコンを取り付けてからクリーニングを行なおうとすると1~2万円ほど費用がかかります。
一部の業者や個人間売買では内部に汚れやカビがある状態で
売られているケースもあるようでこういった商品を購入してしまった場合、
自身で清掃を行うか費用を払って清掃を行ってもらう必要があります。

※ピックアップなら、販売するエアコンは内部清掃・メンテナンスを行ったうえで
販売させていただいておりますので、安心してご購入いただけます!!

中古エアコンのデメリット② ガスが抜けている場合がある。

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エアコンの場合、正しい手順・方法で取り外しを行わないとガスが抜けてしまうケースがあります。
ガス抜けの場合15000~25000円程度のガス充填費用が発生してしまう為、
せっかく安くエアコンを購入できたとしても却って高くついてしまうケースなどがあるようです。

※ピックアップなら、専門スタッフが取り外した物のみを取り扱っていますので、
安心してご購入いただけます!!

中古エアコンのデメリット③ 保証が無い

個人間売買やリサイクルショップによっては保証が無いケースがあります。
エアコンの場合、工事費用が高くついてしまう為、保証も重要な要素になります。

※ピックアップなら、エアコンにも6か月間の保証が付きますので安心してご購入いただけます!!

中古エアコンのデメリット④ 寿命は?部品はある?

中古品なので、当然ながら新品より寿命は短くなります。エアコンの一般的な寿命は10年~13年ほどと言われています 。古いモデルだと、故障したときに交換するための部品がメーカーにもう無く、修理できない可能性もあります。

失敗しない!中古エアコン選びの鉄則

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中古エアコンはリスクもありますが、ポイントを押さえれば賢くお得に購入できます。以下の点をしっかりチェックしましょう。

【最重要】信頼できるお店で買う!

これが一番大切です。中古エアコンの取り扱いに慣れていて、取り外しから内部洗浄、動作確認、ガス管理、そして取り付け工事までしっかり対応してくれる専門店を選びましょう 。購入後の保証が付いているかも必ず確認してください。フリマアプリなどでの個人間売買は、状態の確認が難しくリスクが高いので、初心者にはおすすめできません。

①部屋の畳数より大きい畳数(暖房基準)を選ぶ

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これはよく言われている事ですが、エアコンを選ぶ際、
記載されている畳数より低いものを選ぶと冷暖房を行う為に本体に負荷がかかり、
効きづらいだけでなく故障や電気代上昇の原因となってしまいます。

木造と鉄筋で暖房効率が異なるためご自宅の断熱性能等も考慮しつつ、
ワンランク上のサイズを選ぶと間違いがないようです。

②必要な機能かを考えてモデルを選ぶ

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エアコンは冷暖房以外にも様々な機能がついていることがあります。
メーカーによりコンセプトは異なりますが、空気清浄機能やお掃除ロボットや
ダイキンのうるさらのような除湿・加湿機能 三菱のムーブアイなどの人感機能など種類も豊富です。

節電に効果のある機能であれば問題ありませんが、
ついている事がかえってデメリットとなってしまうケースも存在したりします。

一例として、多くのモデルで採用されているお掃除ロボットという機能があります。
その名の通りフィルターや内部を自動で清掃してくれる機能になりますが、
こちらを使用しても取り切れない汚れがあり、メンテナンスやクリーニングが必要になります。
一部のモデルでは清掃するのに専門知識が必要になります。
また、内部の洗浄の際に取り扱いを誤り故障するなどの原因になる事があるようです。

上記の理由から専門業者さんにクリーニングを依頼する場合も、
お掃除ロボット付のモデルはクリーニング費用が高く設定されているケースが多くなっています。

あれば便利な機能ではありますが、エアコンの使用頻度なども考えながら
必要な機能を選択されることをお勧め致します。

③メーカー・年式も考慮する。

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エアコンの場合一般的には10年程度の寿命を目安に設計されています。
国内メーカーの物であれば特段壊れにくいという話は聞きませんが、
メーカーで部品を保有している期限などもあり、
年式が古いものになると故障時修理が難しい場合があります。

商品に記載されている年式も考慮して選択されることをお勧め致します。

④標準工事だけでなく追加工事の費用も確認する。

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エアコンの場合、本体代金以外に工事費用が発生します。
ご自身で施工をされる場合を除き、あらかじめいくらぐらいかかるのかを
考慮した上で御購入いただくことをお勧めします。

ピックアップでは標準的な工事(1F設置)16500円 2Fの場合22000円がかかります。

その他、化粧カバーを取り付けたりコンセントの交換や電圧の変更が必要な場合は
それぞれ料金がかかります。

予めどこに設置するのか?やどのような工事を行いたいか?などをご相談いただくことで
おおよその費用をお伝えすることが可能です。

※ピックアップであればエアコン取付費用のご相談は勿論
元々ついていたエアコンもお買取りさせていただくことも可能です!!(状態・年式により異なります)

まとめ:あなたにピッタリのエアコンを見つけよう!

2025年の夏、エアコン選びは悩ましい問題です。猛暑対策は必須、でも電気代も本体価格も気になる…。新品と中古、どちらが良いかは、あなたの状況や考え方によって変わってきます。

●新品エアコンがおすすめな人

・初期費用はかかっても、最新の機能や長期保証で安心して使いたい人
・省エネ性能や空気清浄機能など、高い性能を求める人
・購入や設置の手間をできるだけ省きたい人

●中古エアコンがおすすめな人

・とにかく初期費用を抑えたい人
・多少のリスクは理解した上で、掘り出し物を見つけたい人
・信頼できるお店を見つけ、しっかり状態を確認できる人

どちらを選ぶにしても、**「省エネ性能」**は重要なポイントです。電気代が高止まりする可能性がある今後、省エネ性能の高いエアコンを選ぶことは、長期的に見てお財布にも環境にも優しい選択と言えるでしょう。

新品なら省エネラベルをしっかり比較し、中古でも比較的新しい高効率モデルを探すなど、少し意識するだけで数年後の電気代に差が出てきます。

この記事を参考に、ご自身の予算やライフスタイル、そして何を一番大切にしたいかを考えて、後悔のないエアコン選びをしてくださいね。厳しい夏を快適に、そして賢く乗り切りましょう!