はじめに:今年の夏もヤバい?猛暑と電気代、どう乗り切る?
「今年の夏も暑くなりそう…」そんな予感がしている方も多いのではないでしょうか。実際、2023年、2024年と記録的な猛暑が続き、気象庁の予測では2025年の夏も全国的に平年より気温が高くなる見込みです 。もはやエアコンは、夏の快適さを保つだけでなく、熱中症から身を守るための必需品と言えるでしょう。
特に、これまで比較的涼しかった北海道などでも、近年は厳しい暑さに見舞われ、エアコンの普及が追いついていない地域では熱中症のリスクが高まっています。
電気代高騰で家計に与える負担も・・
さらに追い打ちをかけるのが、電気代の値上げです。燃料価格の高騰や円安の影響で、電気料金は上昇傾向が続いています 。政府による電気代補助も2025年3月で一旦終了し(夏に一時的な再開の可能性も報じられていますが詳細は未定 )、さらに電気料金に含まれる「再エネ賦課金」も値上がりしたため 、家計への負担は増すばかりです。
エアコンは欲しい、でも高いし電気代も気になる…。そんなジレンマを抱える皆さんのために、この記事では2025年夏のエアコン選びについて、新品と中古それぞれのメリット・デメリット、そして賢い選び方のポイントを分かりやすく解説していきます。
昨今の原油高や国際情勢も影響し、電気料金は値上げの一途をたどっており、
今後もこの傾向は続くのではないかと予想されています。
新品エアコン、高くなってるけど進化もスゴイ!
家電量販店に行くと、「エアコン、高くなったなぁ」と感じる方も多いはず。実際、エアコン本体の価格はここ数年で上昇傾向にあります 。
●なんで値上がりしてるの?
主な理由は、エアコンを作るための材料(金属やプラスチックなど)や部品(特に半導体)の値段が上がっていること、海外から部品を運ぶコストや人件費も上がっていること、そして円安の影響で輸入コストが増えていることなどが挙げられます 。これらのコストアップが、製品の価格に反映されているのです。
●最新機能ってどんなの?進化が止まらない!
価格は上がっていますが、その分、最新のエアコンは機能も大きく進化しています。
・AI(人工知能)におまかせ運転: 部屋の温度や湿度、人のいる場所や動きなどをセンサーが感知し、AIが「ちょうどいい」運転を自動でコントロール 。無駄な運転を減らして、快適さと省エネを両立してくれます。
・空気もきれいに: 各メーカー独自の技術(パナソニック「ナノイーX」 、シャープ「プラズマクラスター」 、ダイキン「ストリーマ」 など)で、花粉やホコリはもちろん、ウイルスやカビ、嫌なニオイまで抑えてくれるモデルが増えています 。エアコンを使っていない時期でも空気清浄機として使えるものも 。
・お手入れラクラク: フィルターを自動で掃除してくれる機能 に加え、エアコン内部の熱交換器という部品まで自動で洗浄・乾燥してくれる機能(凍結洗浄 、ミスト洗浄 など)も登場。面倒な掃除の手間が省け、清潔さを保ちやすくなっています。
・湿度もコントロール: ジメジメする梅雨時にはしっかり除湿、乾燥する冬には給水不要で加湿してくれるモデル(ダイキン「うるさら」など )もあり、一年中快適な湿度を保てます。
・スマホで操作: Wi-Fiにつないで、外出先からスマホでエアコンを操作したり、運転状況を確認したりできるモデルが当たり前になってきました 。
●省エネ性能の見方(ラベルをチェック!)
電気代が気になる今、エアコンの「省エネ性能」はとても重要です。製品に貼られている**「省エネラベル」**をチェックしましょう。
・星の数: 星が多いほど省エネ性能が高いことを示します(最大5つ星)。
・省エネ基準達成率: 国が定めた目標基準をどれだけ達成しているかを示す数字(%)。100%以上が望ましいです 。
・APF(通年エネルギー消費効率): 年間を通してどれだけ効率よく運転できるかを示す数字。この数字が大きいほど省エネです 。
・期間消費電力量(年間目安エネルギー消費量): 年間にどれくらいの電気を使うかの目安(kWh)。この数字が小さいほど電気代が安くなります 。
これらの情報を参考に、初期費用だけでなく、長く使った場合の電気代も考えて選ぶのがおすすめです。
●工事費も忘れずに!
エアコンは本体価格だけでなく、取り付け工事費用もかかります。標準的な工事(配管4m以内、室外機を地面かベランダに置くなど)なら1万円台~2万円台が相場ですが 、壁に穴を開ける、室外機を壁にかける、配管を長くする、化粧カバーを付けるなどの追加工事が必要になると、費用が数万円単位で加算されることもあります 。購入前に設置場所を確認し、工事費用の見積もりもしっかり確認しましょう。
注目度アップ!「中古エアコン」って、ぶっちゃけどうなの?
●なんで人気?
一番の理由は、やはり価格の安さ 。新品に比べてかなり安く手に入り、時には半額以下になることもあります 。また、新品では予算的に手が届かなかった高機能モデル(省エネタイプやお掃除機能付きなど)を中古でお得にゲットできる可能性があるのも魅力です 。
●でも、お店であまり見かけないワケ
「中古エアコンって、リサイクルショップであまり見かけないな」と思ったことはありませんか? それには理由があります 。
・取り外しが大変: エアコンは専門業者でないと安全に取り外せません。
・ガス漏れリスク: 取り外し方によっては、エアコン内部の冷媒ガスが漏れてしまうことがあります。
・動作確認が難しい: 取り付けられていない状態では、正常に動くか確認するのが困難です。
・販売にも工事が必要: 中古で売る場合も、結局は取り付け工事が必要になります。
このように、エアコンの中古販売は専門的な知識や技術が必要なため、扱っているお店が限られているのです。
一例として、1Fで標準的な工事で約16500円ほど費用がかかります。(25年5月現在)
高所作業が発生する場合や、エアコンのコンセント形状の変更
電圧の変換などの追加工事が発生する場合はさらにプラスで料金がかかります。
ピックアップの場合、元々が家電量販店だったこともあり、
エアコンに明るい専門性を有したスタッフが多く在籍しています。
また、工事を行って頂ける高い技術を有した協力業者様がいるおかげで
取り扱いが可能になっています。
上記の理由から、他社では難しい商品であってもピックアップであれば
お客様にも安心、ご納得いただける商品とサービスの提供が可能となっています。。。
エアコンの賢い選び方 其の弐!へ
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