コスパの高いカスタマイズ!! チェーンリングとスプロケットとタイヤのカスタマイズについて


今回の愛車の持ち主

チャリオジ

自転車歴30年。ピックアップで自転車について語らせれば右に出るものなし。
所有自転車の台数はなんと!14台(通算所有台数は20台超)!! 
奥様からの冷たい視線を華麗にスルーしながら14台の我が子たちを愛でる毎日。
好きな言葉は「クロモリ」。


今回のカスタマイズにあたり用意した自転車です。


GIANT TCX1 2009年モデル

シクロクロスという未舗装路を走るために作られた自転車になります。
一見するとロードバイクに見えますが、
悪路を走るために通常より太いタイヤを取り付けられるように設計されており、
ブレーキも太いタイヤが装着できるようカンチブレーキというブレーキが使用されています。
悪路走行が可能=耐久性が高く雨に強いため、シティライドでも人気が高く
通勤や普段乗り用として選択される方も最近は増えています。

チェーンリングとスプロケ(カセットスプロケット)について

走りに大きな影響を与える要素として「ギア比」というのがあります。
完成車の場合、自転車の種類に合わせて一般的なギア比が採用されるケースが多くなっています。脚力や用途に応じてこのギア比を変更するとより自分に合った乗り方が楽しめます。

ちなみに、GIANTのTCX1は標準でフロント46/36T(Tはギアの歯の数)xリア11-28Tという組み合わせになっています。

一般的なロードの完成車だとフロントが50/34T、リアが11-28Tという組み合わせが多いようです。
しかし、シクロクロスの場合トップスピードはそれほど要求されないため、
前後のバランスはその点を意識したものとなっているようです。

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今回カスタムを行うにあたりインナーリングを変更し、ギア比を46/34×11-32Tにしました。
このカスタムを行い登りが格段に快適になりました。 

フロントのギア数が大きくなるほど漕ぐ力が必要になりスピードも上がり、
リアはギア数が大きくなるほど漕ぐ力が減りスピードは遅くなります。

ギア比については詳細に解説しているサイトなどがあるため割愛しますが


・フロントギアの歯数÷リアギアの歯数=ギア比
・ギア比 x タイヤ外周長(m)÷ 1000 x ケイデンス(rpm) x 60=速度(km/h)

という公式が成り立ちます。どのギア比がよいかというよりは自身の脚力と用途に応じて
必要なギア比を選択するというのがベストだと思います。

スプロケットやチェーンリングは初めて自転車を購入されるお客様だと見落としがちなポイントですが、走りにかなりの影響を与える要素になるため、自身の脚力や用途に応じた選択を行うことがとても大切です。

交換の際の注意点(規格について)


余談ですが、チェーンリングの交換を行う際、PCD(FSAの場合BCD)という規格があります。これが合うかでクランクアームの数とこのPCDのサイズで交換できるかが決まります。
PCD110であれば110mmのチェーンリングを選択すると交換が可能です。

PCDとは【Pitch Circle Diameter】の略で、BCDとは「Bolt Circle Diameter」の略になります。

BB規格のようにサイズが同じでもメーカーにより名称が異なり
混乱を招きやすい要素なので注意してください。

また、スプロケットの交換を行うのにあたりスプロケのトップとローの歯数により
SSとGSの2種類のRDのうちどちらかを選択する必要があります。

SSはロード向けで歯数が少ないもの GSはクロス・シクロ向けで歯数の多い物と覚えておけば簡単です。

ギア比を大きく変更するとチェーンのリンク数等も変わってきます。
交換の際はこの点も確認を行ってください。



SS(ショートゲージ)のRD-R7000
GS(ミドルゲージ)のRD-R7000

タイヤ選びについて

タイヤはパーツの中でも費用対効果の高いカスタマイズになります。
理由としては地面にダイレクトで設置する唯一のパーツであることと、
軽量化の恩恵を受けやすい事乗り心地などにも影響を与えるパーツであるからです。

消耗品であるがゆえに価格で選ばれやすいパーツではあります。
しかし、用途に合わせてタイヤを選ぶことでパンクストレスから解放されたり、
乗り心地が改善したり、より高速で走ることができたりします。
価格以上の恩恵を受けやすいパーツであるためにタイヤ選びは重要なポイントです。

タイヤのサイズについて

ロードバイクやシクロクロスの場合700(直径700mm)という規格のホイールとタイヤが使用されます。
よくサイズに700x23C(23mm)とか700x25C(25mm)のように**Cという表記がされますが、
Cはタイヤの幅を表しています。

一般的なタイヤサイズとメリットデメリットをまとめました。

サイズメリットデメリット
23C軽量 高速安定性が低い 路面の衝撃を受けやすい
25C安定性 乗り心地が良い バランス型23Cに比べると転がり抵抗が高い
28C高い安定性 乗り心地が良い23Cに比べると転がり抵抗がかなり高い



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ちなみにTCX1に標準で装着されているタイヤは700×35Cのタイヤでしたが、
グリップ力や安定性を重視した仕様になっていました。
未舗装路をメインとしたシクロならではのサイズとなっています。


今回チョイスしたタイヤは、舗装路がメインで考え700×28Cを選択しました。

700x28Cはクロスバイクなどで多く採用されているサイズになりますが、
35Cに比べると漕ぎだしが軽く、走行性能もある程度担保できるため、
舗装路で快適性が高いです。その他、ある程度の太さがありますので
側溝の溝などにもハマりにくく、エアボリュームが多いため路面の衝撃も軽減され
シティライドにお勧めのサイズです。

最後に



今回パーツのカスタムについて書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
一概にカスタムといっても何を目的にするかで大きく変わってきます。

バザール店ではカスタムのご相談も承っておりますのでお悩みの方はぜひご相談ください!!
プロショップでもわからないようなオールドコンポの互換性や
今回ご紹介したブレーキについてなどの実経験にも続く検証結果などもお答え可能です!! 

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