キャンプ歴約10年のスタッフが一軍で使い続ける、買って損しない鉄板キャンプギア10選をご紹介

いよいよキャンプシーズンが花粉とともに到来ですね(汗)

春キャンプは、ほどほどに暖かくて、朝夕はしっかりと寒い、自然を満喫させてくれる素晴らしい時期なのですが、花粉だけはどうにも苦手な筆者、釣りキャンさんです。

今回は、キャンプ歴がぼちぼち10年になる筆者が、一軍で使い続けるキャンプギアを紹介します。すでに販売されていないものも一部ありますが、結果的に世間的な定番アイテムとかなり一致したと思います。

いわば買って損はない、そんなアイテムですね。


【この記事を書いた人】

釣りキャンさん:釣り歴はぼちぼち20年。キャンプ歴はそろそろ10年。釣り道具とキャンプ道具がアマゾンやらメルカリやらで続々と家に届くため、いい加減に奥さんに怒られそうで毎日ヒヤヒヤしています。時間ができたら、釣りをしながらキャンプする旅をしてみたいと妄想中。


では、さっそくご紹介していきます。

#1 後継機を購入も未だに一軍で活躍 SOTOのST-310シングルバーナー

【世間的定番度】★★★★★(筆者独断による)

SOTOのシングルバーナーST-310です。購入したのは2014年。あえて掃除もせずに写真を撮りました。

ダイソーのクッキーリング風防、シリコンチューブ滑り止め、セリアの排水口カバー五徳、巷で行われているカスタムはすべて実装済みです。ケースはISUKAのコンパクトクーラーバッグSです。大手のリサイクル店で100円で掘り出しました。

昨年、後継機種のST-340が発売され、私も購入したのですが、タイミングが遅くて半年待ちで手元に届きました。ST-340は、アシスト点火レバーも標準装備され、放射的に加熱できるように改良されています。ST-310もいよいよ引退かなと思っていましたが、最近では、もっぱら職場でランチタイムに使用しています。ワタシ的に長く使えるキャンプ用品のポイントは、軽いこと、かさばらないこと、組み立てが楽なこと だと思っていますが、そうした意味においても非の打ち所がありません。


#2 ST-310との相性が完璧で、コスパも最高 ハイマウントのミニパックグリル

※インストールされているのはST-340(まだほぼ純正)です。

【世間的定番度】★★★☆☆

このハイマウント社のミニパックグリルもST-310とほぼ同時に購入しました。

今は、ST-310用のミニテーブルやグリルも様々なメーカーから発売されていますが、当時は、そんなに選択肢はありませんでした。ただ、筆者も後発の専用グリルの誘惑に負けて購入したことがありますが、結果としてこのミニパックグリルを一軍で使用しています。

やはり、軽くて、かさばらず、組み立てやすい、が最高です。

Amazonだと、似たようなものが多数出てきますが、ハイマウント(High Mount)社のものをおすすめします。


#3 後発鋳造ペグの象徴的存在。村の鍛冶屋エリッゼステーク

【世間的定番度】★★★☆☆

鋳造ペグオリジンのスノーピークのソリッドステークと比べて、軸が楕円形に設計されており、抜くときにクルッと回すことで非常に抜きやすくなっています。このペグにたどり着くまでには、色々と失敗を重ねてきました。地面からすぐに抜けてしまったり、曲がってしまったり、抜けなくなって折れてしまったりと・・・

ただ、実を言うと最近では、登場機会が減りつつあります。筆者のキャンプスタイルがオープンタープメインのものではなくなってきて、そこまで頑丈なペグを必要としなくなり、最近では軽量化のためにチタンペグに置き換えが進んできています。やはり、軽いは正義です。


#4 それらのペグを収納するペグケース。フジ矢のヒッポケース

【世間的定番度】★☆☆☆☆

私がキャンプに夢中になり始めた頃は、ペグケースという商品はあまりありませんでした。それこそ、スノーピークの製品くらいしかなかったような記憶があります。ただ、当時の筆者の感覚だと少しお高かったので、Amazonで代替になるケースをひたすら探してたどり着いたのがこのヒッポケース。本来は工具を収納するケースのようですね。ジッパーの位置が、斜めについていることで全開にするとガバっと開き、なおかつ内側に取っ手もついているので、ペグを打ちながら持ち歩くためにあるようなケースです。

ちなみにヒッポは、ヒポポタマス、つまりカバのことですね。カバのようにガバッと開くケース、ということなのでしょう。


#5 今はなき?ザ・キャンパーのタープポール

【世間的定番度】★☆☆☆☆

今でこそタープポールといえば、いろいろなメーカーから、多彩なカラーバリエーションで出ていますが、私がキャンプ用品を買い漁り始めた頃は、シルバー色以外のポールはほとんど無くて、MSRから出ていたレッドシルバーのポールに憧れました。しかしながら、やはりお高いのと、MSRのものは山岳用で短めかつ細いということもあり、またもAmazonを徘徊することになり、ここにたどり着きました。

当時Amazon派のキャンパーの中には、かなりの割合でザ・キャンパーの赤いポールを使用している人がいました。知らず知らずのうちにAmazonでも見かけなくなりましたが…

ちなみに、当時は、このポールを収納するケースもそのAmazonさんにもほとんどなく、それでもしつこくAmazonを徘徊した結果、ヨガマットを収納するケースがちょうどよい大きさだと分かり、「ヨガマットケース」で検索して購入したポール用のケースが写っているものになります。


#6 コンパクトチェアの王道!ヘリノックスチェアワン

※アドバンスド タクティカルチェアカバー、自作サイドテーブル装着済

【世間的定番度】★★★★★

ヘリノックスチェアが流行り始めた2014年頃に、購入しました。おそらく並行輸入だと思いますが、当時たしか7800円で2脚買うと1000円引きというキャンペーンがされていて、すぐにそれに飛びつき、2脚購入しました。こちらもAmazonでの購入です。現在は9000円弱しますのでかなりお得な買い物でした。

さすがに連結用のゴムが伸びてきたので、ゴムは交換しましたがまだまだ完全に一軍です。ただ、2脚買ったのですが、うち1脚は、無理やりチェアスキンを装備させているので、見た目はかなり変わりました。


#7 リサイクル店でまさかの金額!コールマン288Aガソリンランタン

※286/288旧型ベンチレーター、スポーツマングローブ、イエローデカール、タンク塗装

【世間的定番度】★★☆☆☆

大手のリサイクル店で、まさかの2980円で購入しました。2980円だったので、「壊れているかな」と覚悟していましたが、動作確認したら快調そのものでした。安く手に入れられたということも有り、カスタマイズすることに躊躇は有りませんでした。画像のベンチレーターは、旧タイプの形のものに交換しているのですが、その前は、バイクのマフラー用の塗料を塗りつけてマットブラックにしていました。ちなみにホーローの上に耐熱塗料を売るのはおすすめしません。ベンチレーターやグローブの交換等で結局カスタマイズにかかったお金で新品が買えるくらいの金額になっています。


#8 コスパ最強クラス。モーラナイフ×ライトマイファイヤー

【世間的定番度】★★☆☆☆

ワイルドワンの新春セールで購入しました。バトニングから着火(お遊び)までこなしています。

その後、いくつかのナイフを購入したのですが、結局これが手に馴染むようで、気がつけば、キャンプの度にいつもこれだけを使っています。

最近になって、ようやくファイヤースターターの使い方がわかり、あっけなく着火できるようになりました。マグネシウム側をとにかく動かさないように地面に直接おいた板などに押し付けて固定するのがポイントです。


#9 ようやく流通が安定してきました。ゴールゼロ ライトハウスマイクロフラッシュ

【世間的定番度】★★★★★

発売開始後、すぐに購入しました。発売当時の人気は今ほどではなく、フラッシュ無しのタイプで2980円、フラッシュタイプのもので3480円だったと記憶しています。いまも一応フラッシュ無しのタイプも有るようですが、それぞれ千円ちょっと値上がりしました。

なんちゃって的なものも購入してみましたが、やはり本家の安定感には敵わないようです。

画像に写っているケースは、自作のリフレクターも兼ねたケースです。もう少し工作技術があればよかったのですが…


#10 ファミキャンには頼もしいテーブル キャンパーズコレクション ファイヤープレイステーブル

【世間的定番度】★☆☆☆☆

キャンパーズコレクションは、比較的お値打ちな商品が多いですが、このテーブルは、しっかりと大手と勝負できる金額ですね。

実際に、いろいろと工夫がされた素晴らしい商品です。子供が小さいうちは、写真のような配置をして中央に焚き火台を置くことで、焚き火に子供を近づけないようにできる、このテーブルを非常に重宝しました。

焚き火のそばで、汚れを気にせずガンガン使えるタフなテーブルです。

真ん中の小さめの2つのパーツが結合してミニテーブルのようになるので、最近は、このような形で使用しています。正直オシャ感はないですが、使い勝手が良いのでメインテーブルとして使っています。


いかがでしたでしょうか?

改めて記事を書いてみた思ったことは、とてもオーソドックスなラインナップに落ち着いた、ということですね。お陰で記事としては、何の斬新さもないものになってしまいました。やはり、売れている商品は確固たる理由があるものですね。

筆者は、こうした定番的なアイテム以外にも、ネタとしか思えないようなキャンプ用品も数々試してきましたので、また別の機会にでも、ご紹介できればと思います。

それでは2023年のキャンプシーズン、あらたなギアとの出会いも一緒に楽しんでいきましょう。

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