ピックアップ静岡SBS通り店

清流が作り出す歴史・ニッカ宮城峡シングルカスクウイスキー10年をご紹介!

2024-12-20

 作家の村上春樹さんの著作で「もしも僕らの言葉がウイスキーだったなら」
という旅行記があります。スコッチウイスキーの聖地・アイラ島でいろんな蒸留所
を巡る内容でした。まだ日本にハイボールやウイスキーブームが来る前に発行されました。

 では日本でアイラ島のような聖地があるのか?といわれると非常に難しい問いになると
思います。日本では昔から日本酒がありますが、蔵元は全国にありそれぞれが美味しくその地方
を代表したお酒であるため「どこが聖地か?」は決められません。
 それはウイスキーも同様で今日本の各地に蒸留所があり(ウイスキーも日本酒も共通している
のは水が美味しいところに蒸留所・蔵元があるということですね)
それぞれが日本酒同様個性を兼ね備えています。

 なので日本では「名門」とか「伝統」ある蒸留所がひとつの指標になるかもしれません。
今回ご紹介するのは古くから「杜の都」としてしられ、「青葉城恋唄」にも登場する
「広瀬川」や「新川」といった清流に囲まれた蒸留所で作られた伝統と歴史がある
ウイスキーです。

 それはこちら!

  お酒のウイスキー

 「ニッカ・宮城峡シングルカスクウイスキー10年」になります。

 ニッカウイスキー第二の蒸留所は仙台工場(宮城峡蒸留所)であり(最初は北海道・余市)
長い歴史があります。そのなかでも「余市」や「宮城峡」は大人気のウイスキーであり世界中の
人からも「鈴鹿」=「F1」・「宮城峡」=「ウイスキー」と認識されいると思います。
 
 こちらのお酒は「10年」ものになります。
ウイスキーで「ノンエイジ(NON AGE)」と言われているのは造ってそのまま出荷する
ものですが、ウイスキーは完成後、樽(カスク)で寝かせる(熟成)することで味に変化があり
美味しくなると言われています。一般的には熟成期間が長ければ長いほど美味しく値段も高く
なります。

  こちらのお酒は樽に「10年」寝かされていたもので壜のラベルにも熟成期間が記載されています。
 またラベルには壜詰めされた日にちものっています。

  ウイスキー

 10年というと夏と冬のオリンピックがそれぞれ2回見れる計算になります。

  改めてこちらのお酒をみてみると

  ピックアップブログ画像4 ウイスキー

  宮城峡のラベルに樽につめた日にち・壜に詰めた日にち、また管理していた樽の番号も記載されています。
  (ちなみに樽つめされた2009年10月10日の前日にオバマ大統領がノーベル平和賞をとりました)  

  ピックアップブログ画像5

  もちろん未開栓です

  ピックアップブログ画像3

  外箱にもしっかりと樽の番号が印字されています。こういったものがあるとお買取の際には
  買取価格が上がる要因のひとつです!

  すてきなお酒をお買取りさせていただきありがとうございました。